2017年10月09日

合同で行うと費用が軽減される海洋散骨

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葬儀の携帯が多様化している現在ですが、さらに以前と異なるのが埋葬の方法も多様化しているということです。寺院の檀家となっている家庭もすくなくなっており、お墓を選択するにしても永代供養墓や納骨堂など選択肢は増えています。

そして、最近特に注目されているのが散骨です。自然葬とも呼ばれるこの埋葬方法は、遺骨をおよそ2mm以下に細かくくだいて海や山などの墓地以外の場所にまう埋葬方法です。昔は墓地や埋葬に関する法律にふれるとして実現は難しかったようですが、最近はきちんと節度を持って行えば違法にはならないと言われており、より注目を集めるようになりました。

火葬された遺骨の埋葬は墓地でなくてはできません。しかし、細かくくだかれていれば法律の対象にはならないそうです。もちろん敬意を持って葬るという目的のうえで行われなければならないということは覚えておく必要があります。

散骨はどこでも好きな場所にまいて良いわけではありません。海洋散骨は文字通り海にまきますが、養殖場や海水浴場の近くは避けます。外洋に出てからであれば問題ないと言われています。最近は葬祭業者でも請け負ってくれるところはありますが、散骨をメインに行っている業者も増えており、昔に比べてサービスを受けやすく泣ているようです。

船をチャーターするので、単独で行う場合は費用が30万円ほどかかるそうです。何組かで一緒に行うと合同として10万円くらいになる場合もあります。日本人にはまだ馴染みがない方法だとはいえ最近は生前に希望する人も多くなっているようです。