2018年06月27日

葬儀の準備のひとつに死に化粧があります

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葬儀では様々な準備が必要ですが、やはりご遺体が安らかな顔であること、生前に近いきれいな状態であることも大事です。それゆえ、お葬式の準備としては死に化粧も欠かすことはできません。これは女性の場合では薄化粧を施す、男性の場合もヒゲを剃るなどの手入れを行います。

さらに髪が乱れている場合はそれを整えていきますし、顔がやつれている、頬がこけてしまったという場合は内側から脱脂綿を含ませるなどの処置が行われることもあります。こうした作業の依頼はどういう風に行えば良いのかも知っておきたいですが、葬儀社でも対応してくれますし、特別な資格は必要ありませんので、家族が行うこともできます。

遺体の皮膚は乾燥が進んでいきますので、まずは保湿をしっかりと行うことが大事です。化粧品は故人が生前使っていたものを利用するのも良いですし、抗菌性が高い専用の商品も販売されています。事故などで損傷が激しい場合は、個人で対応するのが難しい場合もありますが、そんな場合も特殊メイクで対応してくれる業者も存在しますので相談してみることがおすすめです。

衛生的な処置もきちんと行う必要がありますが、こちらは医療機関で亡くなった場合は看護師が対応してくれます。